グロムのオイル交換をやってみよう!

バイクメンテナンス

皆さんは愛車のオイル交換はしっかりとやっていますか?
毎日の通勤や週末のツーリングで乗ってばかりで、オイル交換が疎かになってませんか?
エンジンオイルを交換せず乗り続けると最悪、エンジンが壊れてしまいます。
そんなバイクの血液といえるエンジンオイルの交換について解説していきます。

エンジンオイル交換の目安

皆さんはエンジンオイルを交換する目安は設定していますか?
各メーカのオーナーズマニュアル等に明記してあるのでまずはそこを確認してみましょう!

初回:1,000kmまたは1ヶ月

以後:3,000kmまたは1年ごと

グロムのオーナーズマニュアルにはこのように書かれていますね!
僕はこの周期で交換するようにしています。
自分で出来る環境がない方は近所のバイクショップ等でやってもらいましょう!

エンジンオイル交換に必要なアイテム一覧

エンジンオイル

新しいエンジンオイルです。
オススメはメーカー推奨です。
グロムにはG1が推奨されていますので僕はこれを使っています!

ドレンボルトワッシャー

ドレンボルトの間に挟むワッシャーです。こちらも消耗品になるのでエンジンオイル交換の
際には必ず交換しましょう!

メンテナンススタンド

バイクのサイドスタンドを使用せず垂直にバイクを保ってくれます。
無くても作業出来るのである方は使った方が作業は楽になると思います。

廃油パック

古くなったエンジンオイルを溜める廃油入れです。
自作も可能です。

パーツクリーナー

作業中にエンジンオイル等で汚れたドレンボルト等をパーツクリーナーを使って洗浄します。
あるとかなり重宝します。


トルクレンチ

ドレンボルトをトルク締めする時に使います。
強く締めすぎてしまうとドレンボルトやエンジンドレンを痛めてしますので
トルクレンチを使ってトルク管理してネジ締めすることをオススメします。

ソケットレンチ

通常時のネジ締めやネジを緩めたりとあって損はない工具になります。
自分で色々と作業する予定がある方は一式持っていても損はないでしょう。
今回の作業はスパナやメガネでも作業出来ます!

オイルジョッキ

エンジンオイルを缶のものから移し替えてバイクに注ぐ容器になります。
あってもなくても作業出来ますし漏斗等でも代替えがききます。
これからエンジンオイルなどを自分で交換される方はあると便利ですよ!

ニトリル手袋

医療の現場や調理、整備といった多方面で使われているゴム製の手袋です。
軍手などの手袋でも作業出来ますが、コスパ面で考えるとこちらの方がオススメです。
オイルで手がドロドロになってもニトリル手袋をしていれば中は汚れません!
(軍手だと浸透してドロドロになります)

ウエス(布きれ

最後に紹介するのはウエスです。使わなくなった洋服の端切れやタオルなどでも構いません。
キッチンペーパーでも代用出来ますのであるものを使ってください。
主にボディやマフラーなどに垂れてしまったエンジンオイルを拭き取ったりする時に使います。

オイルフィルター

僕が乗っているJC75タイプのグロムについてはオイルフィルターはありませんが
最新モデルのJC92タイプのグロムではオイルフィルターが付いているので別途
オイルフィルターを購入する必要があります!

エンジンオイルを交換してみよう!

ここからは実際にグロムのオイル交換についてです。
必要な道具され揃っていれば1時間も掛からない作業なので実践できる方は是非
チャレンジしてみてくださいね!

まずはメンテナンススタンドを使ってバイクを水平にします。
無くても作業出来るので持ってない方はスキップして構いません。

続いて廃油パックをドレンボルトの真下辺りに持ってきます。
ドレンボルトが外れると一気にオイルが出てくるのでしっかりと受け止められる場所に設置して
ください!
良ければ17mmのソケットレンチを使ってドレンボルトを緩めましょう。
ある程度緩んで、手で緩むようであれば手回しに切り替えてドレンボルトを外してください。
最後まで工具で外すとオイルが出てきた時に工具がオイルでドロドロになってしまいますからね。
レベルゲージを抜くことでオイルの抜けが良くなりますよ!

オイルを抜いている間に新しいエンジンオイルの準備をします。
缶からオイルジョッキに移し替えます。ない方は漏斗等で代用可です。
グロムのオイル量は約0.9ℓなので7~800mℓ入れたくらいで一旦様子を見ます。
古いオイルは完全に抜けきらないのでその残りを加味した上の量になります。

ドレンボルトについても掃除しておきます。
古いドレンボルトワッシャーを外したらパーツクリーナーで清掃後、新しいドレンボルトワッシャー
をドレンボルトに装着
してください。
(古いドレンボルトワッシャーをそのまま使うとオイル漏れの原因になります)
汚れた部分などはウエスを使って拭き取りましょう。

ドレンボルトを元に戻します。ある程度工具で締めこんだら最後にトルクレンチを使って
トルク締めします。トルクを24Nmに合わせたらカチッとなるまで締めます。
一回鳴ればそれでOKです!
規定トルク:24N・m

新しいエンジンオイルを入れていきます。
入口は広くないのでオイルをも周辺に漏らさないように注意してください。

エンジンオイルを入れ終わったらレベルゲージを使ってオイル量を点検します。
点検方法はレベルゲージをねじ込まずに差し込みます。
上限と下限の中にある事を確認してください。
少なければオイルを足す、多ければ抜くの作業をしてください。
抜く作業はまたドレンボルトを緩めたりと大変なので極力、少ない状況で足す方にしましょう!
オイル量が問題なければレベルゲージを締めこんでエンジンを掛けます。
3~5分程度アイドリングしたのちに3分程度時間を置き、再度オイル量を点検します。
最後にドレンボルトやエンジン周辺を確認してオイル漏れ等がなければ作業完了です!

まとめ

エンジンオイルはバイクの血液です。整備を疎かにしてしまってバイクのエンジンを傷つけて
しまったり、最悪エンジンを壊してしまうなんてこともあり得ます。
今ではスマホアプリなどで管理も出来るのでしっかりと作業内容をメモしつつ、愛車を大事に
して良きバイクライフを送りましょう!
YouTubeにオイル交換の様子をアップしているので気になった方は、是非見てみてください!



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